森のようちえんみきゃんっ子では毎月第2火曜日に「哲学カフェ」を実施しています。5月も10日に開催します。
時間は子どもがしっかり遊んだ後の昼食後の45分ぐらいの間、子どもたちはスタッフが見守りながら、哲学カフェをしています。
毎回ちょっと考えるお話を山本希さんに用意してもらい、それを聞きながらみんなで考えたことを話してもらっています。(聞いてるだけでもOKです!)
5月10日のテーマは「絵本づくりの舞台裏」を哲学する・・・
子どもたちに読み聞かせながら、私たち大人もまた子どもたちと一緒に読む絵本。
子どもたちとの絵本の時間を介して、私たちはかつて読んできた物語に再び出会うことも、そして新たな世界に出会うこともあります。
そして大人になったからこそ、絵本が決して子どもたちだけのものではないことに気づくこともあるでしょう。
今回の哲学カフェでは、魅力的なストーリーやイラストのかわいらしさや忘れられない言葉の表現の裏に潜む、作者の大人の思考と気持ちのあり方を取り上げてみたいと思います。
もちろん絵本(に限らずあらゆる芸術作品)はその作品自体を楽しむだけでも充分です。
なのでその舞台裏を覗くことはもしかしたら余計なことかもしれません。けれどもその余計な部分に思いを馳せることにより、翻って、現実という不自由に絡められている私たち大人に、もういちど子どもの眼に映る世界が開かれてくるかもしれません。
芸術家と呼ばれている人たちは、少なからず子どもの心を保ったままに大人になっているはず…。
彼らの舞台裏にある、大人のものに囲まれながらもそっと大切にとっておかれてある子どもの部分を見つけることができたらと思います。

申込&問い合わせは・・・
愛媛県総合運動公園 振興課 住所 〒791-1136松山市上野町乙46 ℡ 089-963-2216 fax 089-963-4104 mail info@eco-spo.com ※お電話でもメールでも大丈夫です。 |